ひとことに”資金調達”といっても、様々な手法があります。このページをご覧いただいている経営者・事業主が手がける”差別化された事業”に対して、”差別化されたファイナンス機能”のあり方について提示します。
従来の、担保や保証による銀行等からの借り入れ等を行う”コーポレートファイナンス”から、プロジェクトや個別資産、キャッシュフローなどに着目する”スペシャリティファイナンス”時代への転換を見据えて、中小企業が金融機能をフル活用し、事業を加速化させる良い時期であると思われます。
まずは、事業戦略、資金計画などをしっかりと整理し、資金繰りの状況を各種ツールをつかって把握し、資金調達の方向性などについてアドバイスいたします。この対応は、まず資金の流れがどのような状況なのかを明らかにするとともに、なぜ、どのような性格の資金が必要なのか、また、それを投資家・金融機関に説明できるようにする、という大きな目的のためです。
さらに、外部株主からの株式による資金調達についても対応しています。株価の評価、資本政策(どの程度の資金調達が必要で、それに対して、どの程度の外部株主の比率が許容されるか)などについても、事業計画などに基づき、アドバイスいたします。
対応実績と対応事例
- 事業会社による投資ファンドの設立※1
- 株式投資型クラウドファンディング
- 株価の評価
- 資本政策の策定
- IPO(株式上場)までの事業戦略プランニング※2
※1 第二種金融商品取引業の登録など、所定の許認可、届出が必要となることがほとんどです。
※2 IPOに必要な各種リソースの紹介、VC等からの出資支援、事業計画の策定など
オーダーメイドの資金調達プランにまつわるお問い合わせ事例
Q.スペシャリティファイナンスとは?
A.特定の事業や資産のキャッシュフロー・価値に着目したファイナンス手法のことで、これまで大企業が活用していた手法を、中小企業がより戦略的に活用するためには何が必要か、についてご提案しています。
Q.株式の上場を目指したいのですが、相談にのってくれますか?
A.上場の目的、時期などをお伺いして、上場までの計画をご一緒させていただくことが多いです。
Q.投資対象資産や投資方針が固まっており、投資家の目途もついているので、投資ファンドを設立したい。
A.投資スキームにもよりますが、第二種金融商品取引業の登録、その他の手続きが必要なことがほとんどです。投資スキームの基本設計からお手伝いすることがほとんどです。
ご利用のながれ
1.ご相談の予約
まずは、お問い合わせ、および、ご相談日程について、ご予約いただきます。
ご来所にあたり、事前にご検討中の事業形態などについて、メール等で確認した上で、ご来所いただきます。
あらかじめご準備いただきたい書類や、おおまかな方針については、あらかじめメールや電話で確認するとともに、仮のお見積りを提示いたします。
※状況に応じて、必要書類のコピーなどをお送りいただくことがあります。
2.ご来所
あらかじめメール等で確認した方針にしたがって協議し、許認可の申請までの手続きなどを確認します。
確認した申請事項などにしたがい、書類を作成します。
手続き添付書類についても確認し、必要な書類をご準備いただく、または、当所にて代行取得いたします。
※状況に応じて、登録免許税などの料金をお預かりします。
3.申請手続き
提出書類を最終的にご確認いただき、必要に応じて捺印などの処理の上、関係省庁に提出します。
提出後、不備があった場合などの処理を含めて、連絡を取り合いながら、許認可の取得まで当所にて対応いたします。